第9回 眼科手術サロン 2017 (in 大阪)


2017年11月25日、大阪エルセラーンホテルにて行われた『第9回 眼科手術サロン』に参加しました。

毎年少しずつ参加者が増えつつあり、今回は250名の参加でした。

wpid-wp-1512537290827.jpg   wpid-wp-1511790619661.jpg

第1部は『当院の術後での工夫』について。
術後の手術器具の取り扱いや、眼帯・メガネ処方の工夫についての発表がありました。
今回は当院から看護師2名が代表で「院内における看護連携と工夫」というテーマで発表させていただきました。

第2部では『受付トラブルシューティングあれこれ』について。
①待ち時間、②保険証の受け渡し、③会計、④電話対応についてディスカッション形式での対談がありました。
症例ごとに患者様への対応について考え、他院での工夫している点や改善点などが聞けて大変勉強になりました。

今後も眼科看護のスペシャリストを目指して、さらに経験を積んでいきたいと考えています。

wpid-wp-1512603464359.jpg

wpid-wp-1512536550790.jpg

看護師A、看護師M

 

 

当院で研修を行いました!22


当院は、兵庫県立淡路医療センターより
初期臨床研修プログラムの研修施設に指定されており、
これまでも多くの先生の研修を受け入れてきました。

今月も、11月13日(月)~17日(金)に井口Dr
の研修を受け入れました。

PB170062122

 

 

外来診察及び移植医療に関して、また白内障、硝子体注射を多数見学をしてもらいました。

患者さまに愛される未来のスーパードクター!!研修お疲れ様でした。

当院で研修を行いました!21


当院は、兵庫県立淡路医療センターより
初期臨床研修プログラムの研修施設に指定されており、
これまでも多くの先生の研修を受け入れてきました。

今月も、10月16日(月)~20日(金)に白神Dr
の研修を受け入れました。

 PA180045120

 

PA180040121豚眼実習中

将来は外科の先生になられるので、豚眼を用いた顕微鏡下の手術を体験してもらいました。

外来診察及び移植医療に関して、また白内障、硝子体注射を多数見学をしてもらいました。

患者さまに愛される未来のスーパードクター!!研修お疲れ様でした。

眼の健康を考えたサプリメント、「サンテ® グラジェノックス」について


10/11(水)に医科向けの栄養補助食品「サンテ® グラジェノックス」発売について参天製薬から報告会がありました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA「ピクノジェノール®」(松樹皮エキス)40mgと「ミルトセレクト®」(ビルベリーエキス)90mgをバランスよく配合しています。(1日1粒摂取)

IMG_0166

発売の背景には、下記のような患者さまの声がありました

経過観察と言われたにもかかわらず何もすることがないと不安に感じる。(発症リスクは保有していても、医薬品処方なしの場合など)                               

*目に良いと思うことは、少しでもしたい。

*処方薬に加えて、食品など自分でもできることを指導・紹介してほしい。

2つのエキスの有用性について

全身的には、関節・アレルギー炎症・月経更年期障害・認知機能・スキンケア・抗酸化アンチエイジング

眼科的には、眼圧下降・眼血流改善・神経保護

日本人の健康成人における眼圧下降作用に関する比較試験データや海外データにおける医薬品ラタノプロスト(キサラタン®)併用時の眼圧下降作用や網膜中心動脈血流速度の上昇データもあります。

安全性についても海外データではありますが、ラタノプロスト(キサラタン®)の副作用は、認められるものの、本剤における健康上の不都合は、認められていません。

勉強会での一言!

あくまでもサプリメント(栄養補助食品)です。処方薬と違って治療薬ではありませんので、医学的見解から、これからの学会報告や世間のニーズを見ながら検討する必要があります。

当院からのお願い!

眼圧下降には、点眼薬(状態により内服薬も)の治療は、不可欠で、普段お変わりないからと言って点眼薬(内服薬)を止めたり通院を脱落することのないようにお願いします。無くなった視野は元に戻りません。1か月に1度の眼圧測定や定期的な視野検査や網膜神経線維層厚と視経乳頭解析の測定を行っています。

視能訓練士 K

 

 

当院で研修を行いました!20


当院は、兵庫県立淡路医療センターより
初期臨床研修プログラムの研修施設に指定されており、
これまでも多くの先生の研修を受け入れてきました。

P9150022118

今月も、9月11日(月)~15日(金)に久保田Dr
の研修を受け入れました。

研修の受入をはじめて記念すべき20人目の先生でした。

P9150023119

診察風景はベテランの眼科医でしたよ!

P9150019117

眼鏡合わせ中

 

外来診察及び移植医療に関して、また緑内障治療の勉強をしてもらい、

白内障、硝子体注射は多数、硝子体手術は3件ほど見学をしてもらいました。

患者さまに愛される未来のスーパードクター!!研修お疲れ様でした。

院内勉強会(緑内障とその治療)


 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

9月13日(水)、「緑内障とその治療」についての勉強会がありました。

1.緑内障の定義
緑内障は、視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である。

2.眼圧とは
眼球外壁は角膜・強膜・視神経で形成され、眼球形状を維持するために内圧がある。この眼球内圧を眼圧と呼ぶ。一般に10~21mmHgの範囲が正常眼圧である。

人の目には、 その球形を保つために、 房水(ぼうすい)という液体が循環し、眼の中の圧力(眼圧)を調節しています。緑内障になる要因の1つとして、この房水の排出に異常が生じ、眼圧が高くなり、視神経をいためている(障害されている)ことが挙げられます。 眼圧以外にも、緑内障の家族歴、加齢、近視、循環器系疾患や糖尿病になったことなどがあると、緑内障になる可能性が高くなるといわれています。

房水の流れ(イメージ)

眼圧に影響する因子
①全身状態
収縮期血圧が高いほど、眼圧が高い。肥満度が高いほど、眼圧が高くなる。
②季節変動
暑い夏より、寒い冬の方が眼圧は高い。寒暖の差が大きい地域に住む人ほど、季節変動は大きいといわれる。
③運 動
眼圧は運動の影響を受ける。運動直後に眼圧は一過性に下がる。その眼圧下降度は運動強度に比例し、運動量や運動時間の影響を受けない。

O

3.緑内障の検査
①問診・・・初診時の問診、全身疾患の既往歴や薬物治療歴、自覚症状などについて
②細隙灯顕微鏡検査・・・角結膜、前房、虹彩、水晶体、隅角、眼底を観察する
③眼圧検査・・・角膜に一定の変形を生じさせるのに必要な力を測定する
④隅角検査・・・隅角鏡で隅角からの光を屈折させて観察する
⑤眼底検査・・・視神経乳頭あるいは網膜神経線維層の形態学的変化の検出
⑥視野検査・・・視神経乳頭変化に対応して特徴のある視野変化を検出

4.緑内障治療の原則
①治療の目的は患者の視機能維持
②最も確実な治療法は眼圧下降
③治療できる原因があれば原因治療
④早期発見が大切
⑤必要最小限の薬物で最大の効果
⑥薬物、レーザー、手術から選択

日本では、40歳以上の20人に一人が発症しており、視覚障害の原因の第一位と言われています。現在、8~9割の患者さんが未受診といわれており、失明を未然に防ぐためには、早期発見早期治療が大変重要であると学びました。

詳しくはこちらをご参照ください   

緑内障について http://www.mizokami-ganka.jp/shinryo/ryokunaisho/index.html

 

受付スタッフ S

 

 

ORT(視能訓練士)実習生の研修を受け入れました 7


神戸総合医療福祉専門学校から   7月3日(月)~9月2日(金)まで2ヶ月にわたって外来検査業務の見学・実習を行いました。   実際の患者様を前に、検査させていただくことは、とても緊張したと思います。 視力検査を中心に眼圧検査、視野検査、OCT検査、蛍光眼底造影検査、色覚検査、豚眼実習(白内障)、手術見学(角膜移植)、義眼外来見学などの実習を行いました.

P8300119116

P8300118115

検査や疾患の勉強だけでなく、患者様との接し方や介助などを実際に学ぶことがたくさんあったのではないでしょうか!

患者様をはじめ御協力いただきました皆様方に感謝します。

当院での専門学校の実習のあと、夏休みを利用して当院の一員としてアルバイトをしてくれました。

8月は当院でも患者さんが多く来られ大変な月ですが非常に助かりました。

最後に差し入れまで有難う!

よりステップアップを目指して、ORTとして活躍している姿をみるのが楽しみです。

そしてまずは国家試験合格できるように頑張って下さい!

 

視能訓練士 K 、院長より

院内勉強会(AMD予防サプリメント )


 

8月9日(水)院内にて

参天製薬さんによる、AMD【加齢黄斑変性】のサプリメントについて勉強しました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

近年、日本でも急激に増加しているAMD【加齢黄斑変性】

視力低下、時には失明を引き起こす疾患で発症すると治りにくく

早期発見・予防が大切です。

ルテイン(黄斑色素)はAMDの進行抑制、発症予防効果が期待されています。

AMD発症原因は遺伝的要素、加齢、様々な環境が関与しているといわれるが

近年、外界光(特に青色光)による網膜の酸化ストレスが注目され

ルテインは光酸化ストレスから網膜を保護する作用を持っています。

AMDの発症・進行を予防するために

①外出時:サングラスや遮光眼鏡、帽子で光から目を守る

②禁煙:喫煙者はAMD発症の危険性が約2~4倍高まる

③バランス良い食事:ほうれん草、ブロッコリー、芽キャベツ、葉レタス(緑黄色野菜)

ルテイン含有量多いが、食事から得るのは大変なためルテイン含有の抗酸化サプリメント

サンテルタックスで補うと良い

また、参天製薬では点眼薬の先発品・後発品の工夫についても学びました。

●タプコム配合点眼液(1日1回):タプロス(1日1回)とチモプトール(1日2回)の配合剤

チモプトール1回分の点眼回数減る=持続効減る

解決方法としてpHに着目し1日1回の点眼を可能にした

●アレジオン点眼液

防腐剤をベンザルコニウム塩酸塩からホウ酸へ改良

CL上からの使用可能となり、使用注意事項から外れた

●プロラノン点眼液  【二フラン点眼液】

トロメタモール:眼刺激性を減弱させる新規緩衝剤採用「しみない」二フランに近い使いごこち

さらに、点眼容器 【ディンプルボトル】を開発

見やすい・開けやすい・点眼しやすいなど、患者様の立場に立った使いやすさを実現

実際の使いやすさにおいては

高齢者やリウマチの患者様にも待ちやすく、押しやすいと

使用感の良い結果が得られたそうです。

今後、患者様へサプリメントや点眼薬の説明する際に取り入れたいと思いました。

看護師S

 

 

 

抗VEGF(アイリーア)硝子体内注射液に関して


8/2(水)アイリーア 加齢黄斑変性を対象とした第Ⅲ相試験(ⅤIEW1延長試験→海外データ)について報告会がありました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アイリーアは、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う滲出型加齢黄斑変性で 初めて2012年11月に承認認可されました。

これまで第Ⅲ相臨床試験ⅤIEW1試験とⅤIEW2試験で96週目までの有効性と安全性が検討されました。52週目において視力が維持された患者の割合はアイリーア投与群すべてとラニビズマブ投与群(ルセンティス)に対する非劣性が検証され、52週目の有意な視力改善は、その後96週目までおおむね維持されたが、いずれの群においても緩徐な低下傾向が認められました。これは、リアクティブ投与(病態の悪化があった場合に事後的に投与する)の要素を含む投与レジメンの変更が影響した可能性が考えられます。

今回は、ⅤIEW1試験の最長212週までの経過観察が継続され、その結果が紹介されました。この延長試験では、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う滲出型黄斑変性に対すアイリーアの長期安全性と視力変化を目的とし、96週以後すべての投与群にアイリーアが投与され、特に問題となる所見は認められず、緩やかな視力低下が見られるものの視力改善効果はおおむね維持されましたが、投与回数が個々に幅が見られたことから、疾患活動性にも個人差があり、トリート-アンド-エクステンドのような個別化療法の必要性が示唆されました。

下図のような投与方法がありますが、最近では、個別化治療されております。定期的な検査と治療を続けることで、病状の進行と視力の低下を防ぐことが可能です。

IMG_20170831_0002加工後

 

IMG_20170831_0001加工後

 

 

現在、アイリーアは、「加齢黄斑変性」以外にも 、「病的近視における脈絡膜新生血管」、「糖尿病黄斑浮腫」、「網膜静脈閉塞症」に認可されています。

 アイリーアなどの抗ⅤEGF薬治療は、新生血管の成長やそこから漏れ出る血液中の水分(黄斑浮腫)を減らします。中心窩付近にこういった症状が出ますとレーザー治療は難しく、必要不可欠な治療となっております。「網膜静脈閉塞性」「糖尿病黄斑浮腫」の場合などは、ステロイド療法(炎症を抑える作用があるステロイド薬を目に注射します。)も併用します。

当院では、年間200件以上の実績があり、現在、治療開始直後の方を含む個々で1~20回程度の投与回数になっており、定期的に光干渉断層計撮影や蛍光眼底撮影を行ない、診察では画像モニターを導入し、わかりやすく説明させていただいております。

視能訓練士K

ロービジョンケア~患者のQOVの診かた~


7月19日にファイザーさんにより「ロービジョンケア~患者のQOVの診かた~」の勉強会がありました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ビジョンケアには2つあり、[デジタルビジョンケア]、〈ロービジョンエイド〉があります。

[デジタルビジョンケア]は
患者のニーズ、困難さの評価と患者の視機能において端末の使い方やアプリを紹介する。
タッチパネル式の端末(ipadなど)
目標のアイコンを触るだけで操作できるという利点があります。
アプリをダウンロードすれば、記事の内容を音声化できたり、文字の色、配列を変えたりすることが出来ます。

〈ロービジョンエイド〉は
視機能にあった補助具を紹介する。
光学的のもの(ルーペ)、補助具(拡大読書器)などがあります。

患者さんはどのようなことで困っているのか
弱視患者
・文字が読めるが、対象物を探すことが難しい
→文字サイズ、色の反転、文章校正の変更のより読みやすくなった。
・化粧が出来ない
→ipadのインカメラで写しながら大きさを調整し、化粧できるようになった。
・爪が切れない
→ipad台とエフェクトカメラというアプリを用いて爪が切れるようになった。
・趣味(ビーズ)が出来ない
→ipad台とエフェクトカメラというアプリを用いて爪が切れるようになった。

全盲
・外国の紙幣の区別が出来ない
→紙幣を読み取り音声で金額を教えてくれるアプリを用いて金額がわかるようになった。

上にあげた事例はすべてデジタルビジョンで解決しました。

読み書き障害、視覚障害、肢体不自由のかたが認定された教科書をみることができるアプリがあります。『Access Reading』

AR-logo ロービジョン

➪ https://accessreading.org/index.html

患者さんのQOVを向上するには
・視力低下の防止→意欲低下の防止
・情報障害のよる失望の回避
・患者さんの学ぶ姿勢
・患者さんのニーズに無関心にならない事

患者さんが感じている困難さと私たちが考えている困難さには違いがあると
この勉強会で学ぶことが出来ました。

視能訓練士 F